1月24日発売の『暮しの手帖』第4号に新井素子さんのエッセイ掲載

1月24日に発売された『暮しの手帖』第4号(2020年2-3月号/暮しの手帖社)に、新井素子さんのエッセイが掲載されました。
タイトルは「酷い!と思う」。加齢による身体機能の衰えとともに気づいた日本語の判り難さ、についての考えが語られております。新井素子さんとともに年齢を重ねてきた古参のファンの方々にとっては、心当たりがあったり共感を覚える事柄かも知れませんね。
今号の「随筆」コーナーに掲載されたエッセイは次の通りです(作者の肩書は原文の通り)。

www.kurashi-no-techo.co.jp

暮しの手帖 5世紀4号

暮しの手帖 5世紀4号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2020/01/24
  • メディア: 雑誌

日刊ゲンダイDIGITALの「週刊読書日記」に新井素子さんが登場

日刊ゲンダイDIGITALの「週刊読書日記」に新井素子さんが登場しました。2020年1月21日に公開された記事です。
www.nikkan-gendai.com
旦那さんが地元・岡山での同窓会に出席するため、今年のお正月は岡山で過ごしたそうです。その時に訪問した名所と、持参した5冊の小説の内の2冊のことが語られております。
1冊目は『月の落とし子』(穂波了/早川書房)。

月の落とし子

月の落とし子

2冊めは『正義の翼』(吉川英梨/角川文庫)。「警視庁53教場」シリーズの4作目です。
正義の翼 警視庁53教場 (角川文庫)

正義の翼 警視庁53教場 (角川文庫)

新井素子さんの感想は、ぜひエッセイ本文をお読み下さい。
(尚、日刊ゲンダイ本紙にこのエッセイが掲載されたかどうかは確認できておりません)

岡山への旅行と言えば、『ひでおと素子の愛の交換日記』所収の「あたし、旅に出ました」を思い出しますよね。そこに出てくる岡山の地酒「激辛 日本で一番辛い 原酒 萬年雪」と、「ままかり」は、ぜひ一度味わってみたいものだと思います。
ひでおと素子の愛の交換日記 (Variety book)

ひでおと素子の愛の交換日記 (Variety book)

関連記事

『未来へ……』が文庫化された時に、日刊ゲンダイDIGITALに掲載された書評です。
www.nikkan-gendai.com

未来へ・・・(上) (ハルキ文庫)

未来へ・・・(上) (ハルキ文庫)

未来へ・・・(下) (ハルキ文庫)

未来へ・・・(下) (ハルキ文庫)

暮も押し詰まってきたので、2019年の新井素子さんのお仕事を振り返ってみよう

2019年も残りわずかとなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年も新井素子さんの本はたくさん出版されましたね。その度にトークショウ&サイン会が開催されるなど、新井素子さんは実に精力的に活動なさっておいででした。私たち新井素子ファンにとっては誠にうれしい一年でございました。
その締めくくりとして、手前味噌ながら、当ブログの記事で2019年の新井素子さんのお仕事を振り返ってみましょう。改めて眺めるとイベントラッシュでしたねえ。開催してくださった書店さん、スタッフさん、ゲストの方々、ありがとうございました。来年も期待しております。
この数年は本当に情報が多くて、毎月のように新しい情報をブログに掲載できるので、更新は大変ですけれども楽しいです。このブログがお役に立っていれば、僕としてはうれしいのですが。
来年もどうか新井素子さんや旦那さんがご健勝であらせられますように。そして皆様が楽しく過ごせる年になりますように。

ブログ記事(新刊、イベントなど)

※記事を出版日や開催日の日付順に並べました。なので実際に書いた時期はそれよりもずっと前になります。

9月(2020-06-03追記)

日本経済新聞2020年9月8日付朝刊に、エッセイ「旦那の俳句」が掲載。
www.nikkei.com

2019年に出版された本

ショートショートドロップス』(キノブックス)

ショートショートドロップス

ショートショートドロップス

『この橋をわたって』(新潮社)

この橋をわたって

この橋をわたって

  • 作者:素子, 新井
  • 発売日: 2019/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
この橋をわたって

この橋をわたって

星へ行く船シリーズ 星から来た船』上・中・下(出版芸術社

星から来た船 上 (星へ行く船シリーズ)

星から来た船 上 (星へ行く船シリーズ)

  • 作者:新井 素子
  • 発売日: 2019/05/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
星から来た船 中 (星へ行く船シリーズ 7)

星から来た船 中 (星へ行く船シリーズ 7)

  • 作者:新井 素子
  • 発売日: 2019/06/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
星から来た船 下 (星へ行く船シリーズ8)

星から来た船 下 (星へ行く船シリーズ8)

  • 作者:新井 素子
  • 発売日: 2019/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

『ダイエット物語……ただし猫』(中公文庫)

ダイエット物語……ただし猫 (中公文庫)

ダイエット物語……ただし猫 (中公文庫)

『S-Fマガジン』2020年2月号(創刊60周年記念号)の「記念エッセイ60本一挙収録」企画に新井素子さんのエッセイも掲載

2019年12月25日に『S-Fマガジン』2020年2月号が発売されました。「創刊60周年記念号」ということで、特別企画として「創刊60周年記念エッセイ 私の思い出のSFマガジン」が掲載されています。S-Fマガジンゆかりの人々60名が過去のS-Fマガジンから一冊を選び、その号にまつわる思い出を語る、という趣向です。
新井素子さんのエッセイも掲載されています。新井素子さんはお仕事での登場回数こそ少ないものの、過去に小説「ネプチューン」「阪神が、勝ってしまった。」やエッセイ「正しいぬいぐるみさんとの付き合い方」が掲載されておりました。

どんな作家さんたちが登場しているか、また新井素子さんがどの号について語っておられるか、ぜひご確認下さい。

SFマガジン 2020年 02 月号

SFマガジン 2020年 02 月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: 雑誌

(ちなみに、僕が『S-Fマガジン』を買い出したのは新井素子さんの影響です。中学生の時に新井素子さんの本のあとがきに出てきたので読んでみたくなり、1982年6月号を初めて町の小さな本屋で購入したのでした。萩尾望都氏の「銀の三角」と鏡明氏の「我らが安息の日々」が最終回だったのを覚えています。当時は雑誌のバックナンバーを取り寄せできるということも知らず、1981年1月号に掲載された「ネプチューン」はどうやったら読めるんだろう、と懊悩していたのを思い出します。以来、37年間買い続けております。)

『學鐙』冬号(丸善出版)に新井素子さんのエッセイが掲載

『學鐙』は丸善のPR誌です。12月15日発売の冬号に新井素子さんのエッセイ「成長する旦那」が掲載されたそうです。
『學鐙』は丸善MARUZEN&ジュンク堂書店で取り扱っていると思いますので、お店で確認してみて下さい。(丸善・丸の内本店では3Fのサービスカウンターで販売していました。)
yushodo.maruzen.co.jp