『生ける屍の死 永久保存版』(山口雅也/光文社)に新井素子さんのエッセイ収録+刊行記念トークショウ&サイン会開催(2019-12-27追記)

『生ける屍の死 永久保存版』(山口雅也/光文社)が12月19日に刊行されました。


生ける屍の死 永久保存版

生ける屍の死 永久保存版

  • 作者:山口雅也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/12/18
  • メディア: 単行本

「生ける屍の死」は1989年に発表され、その年の「このミステリーがすごい!」で第8位、「このミステリーがすごい!」が選ぶ「過去20年でもっとも面白かったミステリー&エンターテイメント 1988年~2008年のベストオブベスト」で第2位に輝いた傑作ミステリー小説です。それが発表30周年の今年、箱入り豪華ハードカバーの「永久保存版」となりました。この本は様々な趣向が凝らされており、京極夏彦氏による序文や、著者が執筆秘話を語るインタビューを収録、また「エッセイ&資料『生ける屍の死』はいかに読まれてきたのか」など付録も満載です。
新井素子ファンとして要チェックなのは、「エッセイ&資料『生ける屍の死』はいかに読まれてきたのか」の中に新井素子さんの書き下ろしエッセイが収録されていることです。書き下ろしエッセイは4本が収録されています。タイトルと作者は次の通り(肩書は掲載ページに記載のもの)。

  • 「誰も考えたことがなかった裾野を新たに作ってしまったお話」……新井素子(SF作家)
  • 「新たな世界を探る悦び」……糸谷哲郎将棋棋士/八段)
  • 「反リアリティの臨界点」……陸秋槎(推理作家)
  • 「生ける屍における性なき愛」……小泉義之(哲学者)

来年の1月20日(月)には刊行記念のトークショウ&サイン会が開催され、新井素子さんがゲスト出演されるそうです。


詳しいことが判りましたら、またこのブログでお知らせします。

著者の山口雅也氏は『奇想天外 アンソロジー』の編者を務めるなど、以前より新井素子さんと一緒にお仕事をされていたりします。

motoken.hatenablog.jp

motoken.hatenablog.jp

www.youtube.com

2019-12-27追記

トークショウ&サイン会の続報です。
1月20日(月)、下北沢の本屋B&Bにて

山口雅也×森永博志×新井素子
「“Midnight Before the Death of Livingdead”〜今だからこそ語る「ミステリ」と「青春」そして「狂騒の八〇年代」」
『ミッドナイツ 《狂騒の八〇年代》作品集成』刊行&『生ける屍の死』30周年記念

が開催されます。
時間は20:00~22:00で、チケットは前売り2200円(1500円+ドリンク代500円+消費税)、当日2750円(2000円+ドリンク代500円+消費税)となっています。
詳細は下記のページをご覧ください。チケットの予約ページへのリンクもありますので、お申込みはそちらからお願いします。
bookandbeer.com