2024年3~7月の出来事まとめ[イベント編]

【イベント】4月28日:『少女小説とSF』刊行記念トークショー&合同寄せ書きサイン会@SFカーニバル

【演劇】6月14日・15日:mada『ひとめあなたに…』(新井素子原作/アパ太郎脚色・演出/かづちやえ脚本)

2024年6月14日・15日に京都市のTHEATRE E9 KYOTOにて上演されました。

公演終了後には期間限定の映像配信も行われます。(2024年7月15日~31日)

【イベント】6月23日:第3回新井素子さんオンラインお茶会

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【映画】復活上映:『グリーン・レクイエム』(新井素子原作/今関あきよし監督/小林弘利脚本)

映画『グリーン・レクイエム』は1985年に完成、1988年に少数の映画館で公開された映画です。
今関あきよし監督の熱意により、復活上映が始まりました。

第1回:2024年6月22日(終了)

第2回:2024年7月13日(終了)

2024年9月21日/23日予定

2024年3~7月の出来事まとめ[書籍編]

【文庫解説】3月15日発売:『北緯43度のコールドケース』(伏尾美紀/講談社文庫)

【アンソロジー】3月27日発売:『少女小説とSF』(嵯峨景子編/星海社FICTIONS)

少女小説」の書き手による書き下ろしSFアンソロジー少女小説とSF』が刊行されました。
新井素子さんの短編小説「この日、あたしは」も収録されています。


【書評掲載】5月:小説『定年物語』(中央公論新社

温水ゆかり氏による書評は通信社の配信記事だと思われます。確認できた限りでは下記の新聞に掲載されました。

【アンソロジー】5月27日発売:『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(齋藤隼飛編/Kaguya Books)

【コミック】6月15日発売:『ヘレテクの穴』2巻(沖田×華画/新井素子原作「二分割幽霊綺譚」/幻冬舎

『小説幻冬』にて連載中のコミック「ヘレテクの穴」の単行本第2巻が発売されました。
描くのは沖田×華先生。原作は新井素子さんの「二分割幽霊綺譚」です。

【文庫解説】7月19日発売:『風は山から吹いている』(額賀澪/二見文庫)

「第3回新井素子さんオンラインお茶会」開催のお知らせ(受付終了)

お知らせです。
さる3月24日に「定年物語」出版記念のトーク芳林堂書店高田馬場店で開催されました。ただ、その際の素子さんのお話では、この先のサイン会/トークは予定がないとの事でした。3/24来られなかった方や地方の方にも機会をとのことで、ご了承を得て、zoomによるオンラインお茶会を久し振りに行うことになりました。
新井素子さん作家生活40周年記念パーティ」(2017年)の発起人である平井博英さんと、もとけんが協力して開催予定です。
参加方法など詳しいことは下に書いてありますので、ぜひお読みください。
みなさまのご参加をお待ちしております。

★概要

  • 日時:2024年6月23日(日)15:00-17:00 (入場14:30から)
  • 料金:無料
  • 方式:zoomによるオンライン
  • 締切:6月13日(木)24時 (以降でも余力があれば受け付けます)
  • 人数:先着順90名まで

★申込方法

  • メール先:jrh@email.plala.or.jp
  • 申込方法:メールの題名を「新井素子さんオンラインお茶会参加希望」とし、本文にお名前を記載して下さい。お名前は、本名でお願いします。当日にニックネームを使用(Zoom Meeting時に表示)したい方はその名前も併記して下さい。)

★質問募集

素子さんにお聞きしたいことを事前に募集します。

  • メールの題名を、「新井素子さんへの質問」として上記メールアドレスにお送りください。(整理の都合上、申込とは別メールでお願いします)
  • 質問者のお名前(こちらはニックネームだけでも可)と質問内容(手短に)を本文に記載ください。素子さんにお送りした上で、ピックアップして可能な範囲でお答え頂けるように手配します。

締切は、同じく6月13日(木)24時です。

★参加方法

  • 6月16日(日)中に、ZoomのURL、ミーティング番号とパスコードをお送りする予定です。(届かない場合は、上記メールアドレスまでお問合せ下さい。)
  • 14:30から開場しておりますので、お送りしたURL より Zoom の会議室にアクセス(入室)してください。
  • 14:30~15:00の間に、申込時にお伝え頂いたお名前の入力、画像と音声の確認をお願いいたします。カメラ・マイクは、どちらもONにしてお待ちください。(オンライン講座等では音声・画像OFFが多いですが、本会はお茶会ですので、原則は顔出しでお願いします。)

★Zoomについて

両名とも詳しくはありませんので説明は出来ませんが、「参加者の操作体験」兼「主催側の操作おさらい」、兼、素子さん抜きでおしゃべりする時間を設定したいと考えています。日時は未定ですが、少なくとも1回は設定いたします。
先ずは、こちらに参加されたい方は、メール題名を「Zoom操作練習for新井素子さんお茶会申込」として、記述のメールアドレスへご連絡下さい。日時を決めて、ZoomのURL/ID/パスコードをお送りします。(ご都合が良い時間帯に設定出来ない可能性がありますが、NGの日付等お教え頂ければ回避努力いたします。)

過去記事

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『定年物語』(中央公論新社/結婚物語シリーズ)が3月8日に発売

結婚物語シリーズの最新刊『定年物語』が、中央公論新社より3月8日に刊行されました。
つながる文芸webサイト BOC」(中央公論新社)に2022年7月~2023年10月まで発表された作品の単行本化です。
表紙イラストは、おなじみのさべあのま氏ではなく、新たに南波タケ氏が描いています。
www.chuko.co.jp
fujinkoron.jp
結婚物語』から40年、と帯の惹句にありました。なんとも感慨深いものがありますね。

『定年物語』刊行を記念し、3月24日(日)に芳林堂書店高田馬場店にてトーク&サイン会が開催されます。
ゲストは、なんと手嶋政明氏。新井素子さんの旦那さんです。
下記のサイトよりお申し込みください。
www.horindo.co.jp

凪良ゆう氏『滅びの前のシャングリラ』の中公文庫版が1月23日に発売、巻末に新井素子さんとの対談を収録

凪良ゆう氏の傑作長編小説『滅びの前のシャングリラ』の文庫版が、1月23日に中公文庫より刊行されました。

www.chuko.co.jp

裏表紙の紹介文より。

「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」。学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。そして――荒廃していく世界の中で、人生をうまくいきられなかった人びとは、最期の時までをどう過ごすのか。滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作。

小惑星の衝突で地球が滅びるまでをどう過ごすのかを描いた小説、と来れば『ひとめあなたに…』を思い起こす新井素子ファンも多かろうと思います。それで巻末に凪良ゆう氏と新井素子さんの対談が収録されるとは、なんという好企画なのでしょうか。
中央公論新社さんと中公文庫さんは新井素子作品の連載、出版、復刊、再刊に精力的に取り組んでいるイメージがありますが、またもうれしい企画を組んでくださいました。本当にありがとうございます。
新井素子ファンの皆様にもぜひ読んでいただきたい小説です。よろしければぜひぜひ。


若干ネタバレ気味に。
で、その対談の中で、凪良ゆう氏がこのように仰っていました。P.307より。

私は新井さんと対談ができると聞いた後、もう一度新井さんの作品を読み直して、改めて感動の嵐に飲まれていました。

さて、1月12発売の『本の雑誌』2024年2月号に掲載の「本屋大賞で買った本」は凪良ゆう氏のエッセイでした。タイトルは「怒涛の日々と巡り会えた本」。2023年に『汝、星のごとく』で二度目の本屋大賞を受賞し、その副賞である図書カード10万円を使って買った本のリストが掲載されております。
その中に『ひとめあなたに…』(創元SF文庫)と『グリーン・レクイエム』(講談社文庫)*1がありまして。想像ですが、この対談の前に「ひとめあなたに…」とその対になる中編「宇宙魚顛末記」を読み返そうと、本を購入し直したのではないでしょうか。なんと律儀な、と感動したことでございます。
この機会に、併せて読み返してみると面白いかも知れませんよ。*2

関連インタビュー

――終末の話を選んだということは、今度のご担当者のカラーというのは...。

凪良:「僕、『ディストラクション・ベイビーズ』が好きなんですよ」とおっしゃられたので、「この人、暴力もの書いても大丈夫だな」って思ったんです。どれだけ殺伐としていても許してもらえるわ、って(笑)。
でもその話はずっと書きたくて、じつは『流浪の月』の時もどちらを書くか迷ったんです。面白かったのが、東京創元社の担当さんも中公の担当さんも、「終末ものを書くなら、これだけは読んでおいて」というのが一緒だったんです。「その作品とは被らないようにしてほしい」って。伊坂幸太郎さんの『終末のフール』でした。東京創元社の担当さんはもう1冊、新井素子さんの『ひとめあなたに...』も挙げてくださいましたね。

――なるほど。どちらももうすぐ地球に隕石が衝突します、という世界の話ですね。

凪良:まあ、新井さんはもうすでに読んでいたのですが、伊坂さんの本は先に読んだら絶対に影響を受けてしまいそうで、読まずに先にプロットを書いて出して、それから読みました。「大丈夫、被ってない」と思っていたら、担当さんも「被ってないのでOKです」って言ってくれました。それで安心しましたが、でも、ああいう素晴らしい作品と被るところがなかったというのもちょっと悲しかったです(笑)。

作家の読書道 第214回:凪良ゆうさん

小説は小学6年か中学の頃に氷室冴子さんのファンになり、シンデレラシリーズを愛読しました。新井素子さんの『ひとめあなたに…』からも影響を受けたと思います

「有鄰」571号:人と作品 – 凪良ゆうと『滅びの前のシャングリラ』 滅亡を前に「幸せ」について問う4人の人生が交錯する物語

*1:現在発売中の新装版

*2:僕は『滅びの前のシャングリラ』単行本版を読んだ後に『ひとめあなたに…』と『グリーン・レクイエム』を読み返したんですよ。初めて気づいたことや懐かしい描写が楽しかったです。そしてまた『滅びの前のシャングリラ』を読んでいてふと思い出したことなども再確認できました。