1月13日に『南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生』の文庫版が刊行

1月13日に『南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生』の文庫版がハルキ文庫より刊行されました。
単行本版の刊行が2022年12月でしたので文庫化としてはずいぶん早いですが、せっかくですからまだ読んでいない方はこの機会にぜひお手にとってご覧ください。
単行本を買った方もよろしくお願いいたします。(単行本版あとがきと文庫版あとがきの二つのあとがきが収録されております)

文庫の表紙と背表紙を見ていましたら、「南海ちゃんの新しいお仕事」に比して「階段落ち人生」の文字が少し小さめになっているのですね。なんかこう、シリーズ名みたいだなあ、なんて思いまして。「階段落ち人生シリーズ」とか、いかがでしょうか。

11月5日の読売新聞朝刊「本よみうり堂/私を作った書物たち」に新井素子さんが登場&日本経済新聞朝刊・文化面に新井素子さんのエッセイ掲載

11月5日付の2つの全国紙に新井素子さんの記事が掲載されました。
一つは読売新聞。
読書面「本よみうり堂」の「私を作った書物たち」に新井素子さんが登場しました。思い出の本を作家に語ってもらうインタビューコーナーです。幼少期からの読書環境や、C・S・ルイスの『ナルニア国物語』について語っておられます。
ナルニア国物語』については、今までも作中やエッセイなどでたびたび言及されてきましたね。記事ではその物語に対して今感じることなど、興味深い内容が語られていました。
motoken.na.coocan.jp
ちなみに、紙面で紹介されていたのは岩波書店版でなく角川文庫の新訳版でした。

このコーナー、今まで川上弘美氏と市川沙央氏が登場し、4冊の本を紹介しています。ですので、新井素子さんも4週連続の登場になると思われます。また、公式サイトには週遅れで記事がアップされる筈です。
www.yomiuri.co.jp
二つ目は日本経済新聞
文化面にエッセイが掲載されました。タイトルは「秋はどこへいった」。庭の草取りの苦労を、ここ最近の季節の変わり目の怪しさと絡めてお書きになっています。(個人的に頷くこと頻りでした。)
このエッセイは公式サイトで読むことができます。(ただし会員限定)
www.nikkei.com
そして11月5日と言えば、その夜にプロ野球日本シリーズ阪神タイガースオリックス・バファローズを破り、1985年以来38年ぶりの日本一に輝いたのでした。

ネットでも話題になっていた新井素子さんの短編SF「阪神が、勝ってしまった。」(1985年発表)はこちらの本に収録されています。

10月27日発売の『新装版 銀河鉄道999 アンドロメダ編』第5巻(松本零士/小学館)に新井素子さんのエッセイ再録

松本零士先生デビュー70周年記念の『銀河鉄道999』新装版が全10巻で刊行中です。
この新装版にはうれしいことに、2014~2015年に刊行された愛蔵版の著名人によるエッセイも再録されています。
新井素子さんのエッセイ「今日も、大泉学園駅からは、銀河鉄道が旅だってゆくのだ。」も愛蔵版と同じ5巻に収録されました。
natalie.mu
shogakukan-comic.jp
この新装版には更に、各巻に著名人のエッセイが追加収録されています。
5巻は漫画家の浅田弘幸先生。タイトルは「心に刻んだ少年の日々、鳴り止まない汽笛」。
帯には新井素子さんと浅田先生のお名前とお言葉が並んで掲載されました。


☆新装版5巻(2023年10月27日発売)☆愛蔵版5巻(2015年1月20日発売)

『女性セブン』2023年11月9日号の記事『これだけは絶対に捨てられない「私の大切なモノ」』に新井素子さんのインタビュー掲載(11月8日追記)

10月26日発売の『女性セブン』2023年11月9日号の「新われらの時代に」No.979『これだけは絶対に捨てられない「私の大切なモノ」』という記事に新井素子さんが登場しました。

終活 片付け 身軽な暮らし――「捨てること」が美学とされるいま「捨てない選択」をした5人の生き様

登場した5人の方々とそれぞれのキャプションは以下の通り。

  • デヴィ夫人「メリットはないけれど眺めていると幸せない気持ちになる」
  • 平野ノラ「プリクラに写った友情は永久に不滅」
  • 虻川美穂子「「なぜ要らないモノをとっておくのか理解できない」と何度も言われた」
  • 新井素子「4万冊のホント4000体以上の”ぬい”が生きるエネルギー」
  • 由美かおる「『11PM』の衣装はいまでもリメイクして着こなしています」

新井素子さんは、しばしば話題になるその蔵書と”ぬい”について語っておられます。
”ぬい”が集まる経緯、「捨てたい人」だったご母堂のこと、”ぬい”と本の取り扱いについて、自身が亡くなった後の”ぬい”の処遇について、など興味深い談話が満載です。
記事の中にはデビュー直後と思しき写真も掲載されていました。『女性セブン』の取材歴の長さが伺われてさすがだと思いました。
関連情報として、10月28日放送のMBSラジオありがとう浜村淳です』でこの記事を話題にしていました。新井素子さんの名前も登場しました。(エリアフリーにて確認)

関連記事

fujinkoron.jp

2023-11-08追記

この記事がマネーポストWEBで公開されました。
タイトルは「4万冊の本と4000体以上のぬいぐるみと暮らす作家・新井素子さん 捨てないなら責任をもって保存する覚悟」。
www.moneypost.jp

7月27日放送のNHK総合「魔改造の夜」第4回「パンダちゃん大玉転がし」に新井素子さん出演(2023-08-26追記)

既に放送は終わっていますが、7月27日(木)に放送されたNHK総合テレビの「魔改造の夜」第4回「パンダちゃん大玉転がし」に、新たな顧問として新井素子さんが登場しました。
人気番組であるためかTwitterでの反響も大きく、魔改造されるのがパンダのぬいだから新井素子さんが出演? などの憶測や、ぬいが魔改造されるのを見て新井素子さんは大丈夫なのか? などと心配する声も上がっていましたが、番組内で新井素子さんが何故登場したのかの説明もなく、またその発言が特段取り沙汰されることもなく、放送は無事に終了しました。
(電波に乗った新井素子さんの発言が少なかったのは残念でしたが、いつもながらの熱い展開で実に面白かったです。新井素子さんは「魔改造の夜」出演前にご覧になったことはあったのでしょうか。)
番組の再放送は未定ですが、NHK+でのネット配信がありますので、受信契約されている方は登録すれば視聴できます。
気になるのは、再びのご出演はあるのか? ということです。「魔改造の夜」公式サイトに新井素子さんの写真(肩書は「SF作家」)も追加されており、気配は濃厚に感じるのですが、さて。
判明しましたらまたもとけんのwebサイトやTwitterでお知らせします。
www.nhk.jp

関連ツイート


※「ダブル素子」……田中敦子氏はアニメ『攻殻機動隊』で主人公・草薙素子を演じておられます。
※竹村武司氏は『世界SF作家会議』の構成作家でもあります。

再放送/新作(2023-08-26追記)

再放送あります。
→ 8月27日(日)15:45~16:58|NHK総合
www.nhk.jp

そして、次回にも新井素子さんが登場することが判明しました!
第5回「洗濯物干し25mロープ走」
→ 8月31日(木)19:30~20:42|NHK総合
www.nhk.jp