集英社文庫「ナツイチ2019」フェアに『チグリスとユーフラテス』が登場、表紙イラストを一新

毎年恒例、集英社文庫の夏の読書フェア「ナツイチ」が6月21日より全国書店にて開催されます。今年は、新井素子さんの『チグリスとユーフラテス』が久しぶりに登場します。

そして、なんと『チグリスとユーフラテス』の表紙イラストが新しくなるようです!!
「ナツイチ2019」公式サイト↓の「切ない本」のコーナーをちょっと覗いてみて下さい。
bunko.shueisha.co.jp
全然予期していませんでしたので最初に見た時は驚きましたが、いい感じです。実物を手にとるのが実に楽しみです。
思えば、この文庫版が刊行されたのは2002年でした。それ以来、「絶版」にも「品切れ重版未定」にもならずに17年間も読み継がれてきた、ということが素晴らしいです。Twitterでは毎日のように、昨今の少子高齢化の問題でこの物語を思い出したというツイートや、この本からどのような影響を受けたかを語っているツイートを見ます。今また「ナツイチ」に登場するなんて、もはや世代を超えた名作と言っても過言ではないと思います。フェアの対象書籍となったことで書店で見つけやすくなりますので、今まで触れたことのない方々にもこの機会に読んでもらえるといいなあと思います。
繰り返しますが、集英社文庫「ナツイチ」フェアは6月21日より開催です。ぜひ店頭で新しい表紙をご覧ください。(ただし、お店によって開始日が異なる場合もありますのでご注意下さい)
こちらは現行版の表紙(が表示されている筈)。

チグリスとユーフラテス 上 (集英社文庫)

チグリスとユーフラテス 上 (集英社文庫)

チグリスとユーフラテス 下 (集英社文庫)

チグリスとユーフラテス 下 (集英社文庫)

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