『女性セブン』2023年11月9日号の記事『これだけは絶対に捨てられない「私の大切なモノ」』に新井素子さんのインタビュー掲載(11月8日追記)

10月26日発売の『女性セブン』2023年11月9日号の「新われらの時代に」No.979『これだけは絶対に捨てられない「私の大切なモノ」』という記事に新井素子さんが登場しました。

終活 片付け 身軽な暮らし――「捨てること」が美学とされるいま「捨てない選択」をした5人の生き様

登場した5人の方々とそれぞれのキャプションは以下の通り。

  • デヴィ夫人「メリットはないけれど眺めていると幸せない気持ちになる」
  • 平野ノラ「プリクラに写った友情は永久に不滅」
  • 虻川美穂子「「なぜ要らないモノをとっておくのか理解できない」と何度も言われた」
  • 新井素子「4万冊のホント4000体以上の”ぬい”が生きるエネルギー」
  • 由美かおる「『11PM』の衣装はいまでもリメイクして着こなしています」

新井素子さんは、しばしば話題になるその蔵書と”ぬい”について語っておられます。
”ぬい”が集まる経緯、「捨てたい人」だったご母堂のこと、”ぬい”と本の取り扱いについて、自身が亡くなった後の”ぬい”の処遇について、など興味深い談話が満載です。
記事の中にはデビュー直後と思しき写真も掲載されていました。『女性セブン』の取材歴の長さが伺われてさすがだと思いました。
関連情報として、10月28日放送のMBSラジオありがとう浜村淳です』でこの記事を話題にしていました。新井素子さんの名前も登場しました。(エリアフリーにて確認)

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fujinkoron.jp

2023-11-08追記

この記事がマネーポストWEBで公開されました。
タイトルは「4万冊の本と4000体以上のぬいぐるみと暮らす作家・新井素子さん 捨てないなら責任をもって保存する覚悟」。
www.moneypost.jp

7月27日放送のNHK総合「魔改造の夜」第4回「パンダちゃん大玉転がし」に新井素子さん出演(2023-08-26追記)

既に放送は終わっていますが、7月27日(木)に放送されたNHK総合テレビの「魔改造の夜」第4回「パンダちゃん大玉転がし」に、新たな顧問として新井素子さんが登場しました。
人気番組であるためかTwitterでの反響も大きく、魔改造されるのがパンダのぬいだから新井素子さんが出演? などの憶測や、ぬいが魔改造されるのを見て新井素子さんは大丈夫なのか? などと心配する声も上がっていましたが、番組内で新井素子さんが何故登場したのかの説明もなく、またその発言が特段取り沙汰されることもなく、放送は無事に終了しました。
(電波に乗った新井素子さんの発言が少なかったのは残念でしたが、いつもながらの熱い展開で実に面白かったです。新井素子さんは「魔改造の夜」出演前にご覧になったことはあったのでしょうか。)
番組の再放送は未定ですが、NHK+でのネット配信がありますので、受信契約されている方は登録すれば視聴できます。
気になるのは、再びのご出演はあるのか? ということです。「魔改造の夜」公式サイトに新井素子さんの写真(肩書は「SF作家」)も追加されており、気配は濃厚に感じるのですが、さて。
判明しましたらまたもとけんのwebサイトやTwitterでお知らせします。
www.nhk.jp

関連ツイート


※「ダブル素子」……田中敦子氏はアニメ『攻殻機動隊』で主人公・草薙素子を演じておられます。
※竹村武司氏は『世界SF作家会議』の構成作家でもあります。

再放送/新作(2023-08-26追記)

再放送あります。
→ 8月27日(日)15:45~16:58|NHK総合
www.nhk.jp

そして、次回にも新井素子さんが登場することが判明しました!
第5回「洗濯物干し25mロープ走」
→ 8月31日(木)19:30~20:42|NHK総合
www.nhk.jp

「二分割幽霊綺譚」が原作の沖田×華先生『ヘレテクの穴』第1巻(幻冬舎)が7月20日発売

7月20日沖田×華先生のコミック新刊『ヘレテクの穴』の第1巻が幻冬舎より発売されました。
この作品の原作は新井素子さんの「二分割幽霊綺譚」。
単行本の帯にはこうあります。

ラノベの姫様に出会った15歳のわたしが、今の私を鼓舞する――沖田×華
「あんた、29年後にこの小説を漫画にするよ」

巻末には、「二分割幽霊綺譚」との出会いと作品への思いを綴った「拝啓 新井素子様」という短いエッセイコミックも収録されています。

www.gentosha.co.jp

二分割幽霊綺譚」は今こちらの書籍と電子書籍で読むことができます。

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「ヘレテクの穴」は『小説幻冬』(幻冬舎)で連載中。続きが楽しみです。
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『昭和40年男』2023年8月号(特集「俺たちの読書史 活字をめぐる冒険」)に新井素子さんのインタビュー掲載

7月11日に発売された『昭和40年男』2023年8月号に新井素子さんのインタビューが掲載されました。
この号の特集は「俺たちの読書史 活字をめぐる冒険」。想定読者である「昭和40年男(1965年生まれ)」が幼少期から思春期に読んだ本・雑誌や、当時の読書文化にスポットライトを当てています。
第二章「子供の頃に読んだ本」の中ではSF小説も取り上げられ、その流れでインタビュー「SF界に新風を吹き込んだ才媛 新井素子」(取材・文・構成:福積幸一/撮影:吉岡希鼓斗)が掲載されています。
端書にはこのように書いてあります。

1977年、未知の可能性を宿した高校生作家・新井素子の登場はSFファンだけでなく、文学界にも衝撃を与えた。本に囲まれて育った少女はいかにして、独自固有の感性を育んできたのか。

幼少期からの読書遍歴、第1回奇想天外SF新人賞への応募のきっかけ、「星へ行く船」など当時の事情、創作裏話、日本SF三巨人(星新一小松左京筒井康隆*1の印象、SFへの想いなど、とにかく興味深い内容です。一読の価値あり。
(ノン・ノベル版『狼男だよ』の為書き入りサインの写真には驚きました。中学生の時にサイン会でもらったとのこと。新井素子さんはこの作品の主人公・犬神明が初恋の人と仰っておられます。)

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togetter.com

*1:新井素子さんの作家デビューのきっかけとなった奇想天外SF新人賞の選考委員でもあった。

2022年の新井素子さんのお仕事や出来事を振り返ってみよう(既に2023年3月だけど)

1月

16日に開催予定の『影絵の街にて』刊行記念トーク&サイン会(@芳林堂書店高田馬場店)はCOVID-19の影響で中止に。

3月

講談社文庫のエッセイ集5冊(『わにわに物語』含む)が電子書籍で復刊しました

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本の雑誌』2022年4月号の「図書カード三万円使い放題!」に新井素子さんが登場

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三省堂書店神保町本店の〈著名人選書フェア〉に新井素子さんが参加

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4月

新本格ミステリはどのようにして生まれたきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集』(太田克史編/星海社)に新井素子さんが寄稿

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4月16・17日開催の「SFカーニバル2022」(代官山蔦屋書店|梅田蔦屋書店)に新井素子さん出演のイベントも

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将棋の渡辺くん』6巻(伊那めぐみ/少年マガジンKC)に新井素子さんの話題が登場

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「芸能人囲碁部」発足。新井素子さんもメンバーに。

6月

猫俳句大賞の書籍化『猫は髭から眠るもの』(堀本裕樹・編著/幻冬舎)に新井素子さんのエッセイ収録

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7月

第68回江戸川乱歩賞発表&選評掲載/夏の文庫フェア開催中

第68回江戸川乱歩賞では新井素子さんも選考委員を務めました。受賞作は荒木あかね氏の「此の世の果ての殺人」。
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8月

新井素子さん生誕祭2022

togetter.com

第68回江戸川乱歩賞受賞作『此の世の果ての殺人』(荒木あかね/講談社)発売

江戸川乱歩賞受賞作の単行本には選考委員の選評が収録されますので、『此の世の果ての殺人』には新井素子さんの選評も収録されました。帯には新井素子さんのお言葉も引用されています。

9月

結婚物語シリーズ」の最新作「定年物語」が、”つながる文芸webサイト「BOC」”(中央公論新社)にて連載中、他

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10月

『絶対猫から動かない』が文庫化、角川文庫より10月24日に発売

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11月

新潮文庫の新刊、川端康成『名人』の新版に新井素子さんの解説が収録

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12月

12月15日に新刊小説『南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生』(角川春樹事務所)が発売されました

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赤川次郎氏『過去から来た女』(角川文庫)の巻末解説を新井素子さんが執筆

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