『昭和40年男』2023年8月号(特集「俺たちの読書史 活字をめぐる冒険」)に新井素子さんのインタビュー掲載

7月11日に発売された『昭和40年男』2023年8月号に新井素子さんのインタビューが掲載されました。
この号の特集は「俺たちの読書史 活字をめぐる冒険」。想定読者である「昭和40年男(1965年生まれ)」が幼少期から思春期に読んだ本・雑誌や、当時の読書文化にスポットライトを当てています。
第二章「子供の頃に読んだ本」の中ではSF小説も取り上げられ、その流れでインタビュー「SF界に新風を吹き込んだ才媛 新井素子」(取材・文・構成:福積幸一/撮影:吉岡希鼓斗)が掲載されています。
端書にはこのように書いてあります。

1977年、未知の可能性を宿した高校生作家・新井素子の登場はSFファンだけでなく、文学界にも衝撃を与えた。本に囲まれて育った少女はいかにして、独自固有の感性を育んできたのか。

幼少期からの読書遍歴、第1回奇想天外SF新人賞への応募のきっかけ、「星へ行く船」など当時の事情、創作裏話、日本SF三巨人(星新一小松左京筒井康隆*1の印象、SFへの想いなど、とにかく興味深い内容です。一読の価値あり。
(ノン・ノベル版『狼男だよ』の為書き入りサインの写真には驚きました。中学生の時にサイン会でもらったとのこと。新井素子さんはこの作品の主人公・犬神明が初恋の人と仰っておられます。)

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*1:新井素子さんの作家デビューのきっかけとなった奇想天外SF新人賞の選考委員でもあった。