暮も押し詰まってきたので、2020年の新井素子さんのお仕事を振り返ってみよう

2020年も残りわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨年の今頃は、まさか全世界がこんな非常事態に陥ろうとは、全く想像もしておりませんでした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりを受け、近年では恒例となっていた新井素子さんの新刊出版記念のトークショウ&サイン会も、一度も開催されることなく一年が終わろうとしております。本当に残念としか言いようがありません。
果たして来年はどんな年になるのでしょうか。願わくば、皆様がご健康に過ごせますように。そして新井素子さんの新作が読めて、刊行記念イベントがまた開催されますように。

ブログ記事(新刊、掲載情報など)

1月

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新井素子さんが読んだ本2冊を紹介なさっています。

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エッセイのタイトルは「酷い!と思う」。

3月

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少女小説」特集で新井素子さん、桑原水菜氏、須賀しのぶ氏、花井愛子氏のインタビューが、各1ページで掲載。

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新刊『絶対猫から動かない』の告知、日本推理作家協会の公式サイトに掲載された新井素子さんの眉村卓氏への追悼文、『S-Fマガジン』2020年4月号に掲載された「吾妻ひでおファン葬」レポートの話題など。

3~4月

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待望の新作長編『絶対猫から動かない』(KADOKAWA)が刊行されましたが、新刊発売記念のトークショウ&サイン会は、残念ながら開催されませんでした。
ダ・ヴィンチ』5月号には、『絶対猫から動かない』発売記念インタビューを掲載。

5月

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『絶対猫から動かない』発売記念インタビューを掲載。

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クルムヘトロジャン著『へろ』(及び、ベーホ著『ふるむまかおめら』)のことです。挟み込みの月報に新井素子さんのエッセイ「練馬ウロン遺跡探訪記」*1が掲載された幻の同人誌でした。その月報も一緒に復刊されるという快挙。これが買わずにおれようか。

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エッセイのタイトルは「なんか凄いものを読んでしまった」。

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作家・山口雅也氏との対談を収録した電子書籍が5月25日にKindleで発売されました。新井素子さんのルーツとは?

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「わたしの体験記」コーナーに登場しました。

6月

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11月30日が締め切りでした。結果発表は2021年2月22日(猫の日)です。

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第65回より新井素子さんも選考委員を務めておられます。

7月

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ネットでも配信され、COVID-19に関する新井素子さんの見解に共感の輪が広がったりもしました。実に面白い番組でしたので、ぜひ第2回の放送を。

9月

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エッセイのタイトルは「練馬区民は歩く。」。

10月

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日本SF作家クラブ第20代会長に就任した池澤春菜氏と、元会長の新井素子さんが出演し、日本SFの現状と日本SF作家クラブについて語っておられました。こちらも大好評でした。


10月18日にはZOOMを使用した新井素子オンラインお茶会が開催され、Twitterでの募集に応じた10数名が参加しました。新井素子さんと旦那さんも参加し、事前に渡した質問にお答え頂いたり、直にお話ができる楽しい企画でした。機会があればまた次回の開催をご検討頂きたく。


ブログの更新を怠りましたが、『素子の碁 サルスベリがとまらない』の文庫版が、中公文庫より10月22日に発売されました。

11月

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「私の”好き”の整理法」として、新井家のぬいぐるみさんたちについて語っておられます。

12月

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「ぬいぐるみ」についてのなかなかディープな特集です。ぬいさん好きは必読。

2020年に出版された本

絶対猫から動かない

絶対猫から動かない

番外編

motoken.hatenablog.jp
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著者の竹田人造氏は、2018年に第9回創元SF短編賞に応募した「アドバーサリアル・パイパーズ、あるいは最後の現金強盗」で新井素子賞を受賞しました。その受賞作を改稿、長編化し第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞したのがこの作品です。

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*1:「練馬ウロン遺跡探訪記」は『まるまる新井素子』に収録されました。