読売新聞夕刊の連載エッセイ「岡目八目」、5月は新井素子さんが登場

読売新聞夕刊、水曜日に掲載の「なるほど囲碁将棋」面に「岡目八目」というリレーエッセイがあります。執筆者が月替りで交代するのですが、この5月は新井素子さんが登場しておられます。これから毎週水曜日に掲載される筈ですので、楽しみにしましょう。
2日掲載の第1回は「弱くても囲碁って楽しい!」というキャプションが付いており、決して囲碁が強くはないご自身が書いた近著のエッセイ集『素子の碁 サルスベリがとまらない』に込めた思いを語っておられます。

でも、いつまでも弱い人間が、弱いまんま囲碁エッセイ書いているのって、たぶん前代未聞なのではないかと。
だから、ある意味とても新鮮なエッセイだと思います。打ち碁でなかなか勝てなくても、囲碁ってこんなに面白い、たとえ万年級位者でも、囲碁ってこんなに楽しめる!

twitterに上げられた感想でも、囲碁をやったことがないけどやってみたくなったとか、囲碁は初心者だけどすごく共感を覚えて楽しく読んだ、などの感想をよく見ますので、新井素子さんの思いは充分に伝わっているのではないかと思います。この連載エッセイを読んで、手に取る人がもっと増えてくれればうれしいですね。

素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本)

素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本)

ちなみに、昨年より前の「岡目八目」は、こちらのページで読むことができます。