新井素子さんの作品二編を収録した『人工知能の見る夢は AIショートショート集』（文春文庫）が発売中

5月10日に『人工知能の見る夢は　AIショートショート集』（人工知能学会編／文春文庫）が発売されました。人工知能学会と日本SF作家クラブのコラボ企画として学会誌『人工知能』にSF作家陣が発表した人工知能（AI）についてのショートショートを収録したアンソロジーです。
新井素子さんの作品も二編が収録されています。

• 「お片づけロボット」（人工知能 Vol.31 No.4　2016年7月）
• 「幻臭」（人工知能学会誌 Vol.28 No.4　2013年7月）

（　）内は初出。「幻臭」は短編集『イン・ザ・ヘブン』に収録済みですが、「お片づけロボット」が本に収録されるのは初めてです。
登場した作家陣は、
若木未生／忍澤勉／宮内悠介／森深紅／渡邊利道／森岡浩之／林譲治／新井素子／山口優／井上雅彦／橋元淳一郎／図子慧／矢崎存美／江坂遊／田中啓文／堀晃／山之口洋／高井信／かんべむさし／森下一仁／樺山三英／高野史緒／三島浩司／神坂一（掲載順）
と実に豪華な顔ぶれです。更に各テーマごとに掲載された解説は第一線で活躍中の研究者さんたちが執筆、というなんとも贅沢な内容になっております。
AIの話題が常にメディアを賑わせている今、手に取ってみるとよろしいのではないでしょうか。

人工知能の見る夢は AIショートショート集 (文春文庫)

イン・ザ・ヘブン (新潮文庫)