『SFの書き方 「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録』が4月20日に発売されました。これは2016年に開催された第1期「ゲンロン 大森望 SF創作講座」の全記録が収録された本であります。
2016年4月、書評家・翻訳家・SFアンソロジストの大森望を主任講師にむかえて開講した「ゲンロン 大森望 SF創作講座」。東浩紀、長谷敏司、冲方丁、藤井太洋、宮内悠介、法月綸太郎、新井素子、円城塔、小川一水、山田正紀という第一線の作家陣が、SFとは何か、小説とはいかに書くかを語る豪華講義を採録。各回で実際に与えられた課題と受講生たちの梗概・実作例、大森氏による付録エッセイ「SF作家になる方法」も収録の、超実践的ガイドブック!
http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013516/
東浩紀、長谷敏司、冲方丁、藤井太洋、宮内悠介、法月綸太郎、新井素子、円城塔、小川一水、山田正紀、と超豪華な講師陣がひと際目を惹きますね。
新井素子さんは10月20日に開催された第7回(テーマ:家族)の講師として登壇されました。読んでみると、小説執筆にまつわる裏話が満載でめちゃくちゃ面白いです。『星へ行く船』シリーズの新作短編、『もいちどあなたにあいたいな』、『未来へ……』などはどのように形になっていったのか。この回の講義録は全部で14ページですが、ファンの人はこれだけのために買ってもいいのではないか、と思ってしまう程に興味深い内容です。
大森望編『SFの書き方』(早川書房)、冲方丁さん、新井素子さんパートの文字起こし+構成を担当いたしました。
— 升本 (@masumoto_) 2017年4月21日
読み物として大変面白い本ですので、SFファン、創作志望者に限らず、おすすめです。https://t.co/Wk92QQIz5V pic.twitter.com/s114xbvDOD
RT↓
— 升本 (@masumoto_) 2017年4月21日
SF創作講座の新井素子先生会は、笑いが絶えない会でした。その会場の雰囲気が伝わるよう尽力いたしました。『SFの書き方』の新井素子先生回、ぜひ読んでみてください。新井素子ファンじゃなかった人も、新井素子ファンになるかもしれません。
「ゲンロン 大森望 SF創作講座」第2期(2017年6月開講)への参加者もただ今募集中。新井素子さんもまた講師として登壇するようです。『SFの書き方「ゲンロン 大森望SF創作講座」全記録』買って来て買って来て買って来て読んでるんだけど、いやー面白いな。どの作家さんのも部分的にものすごくよくわかり別の部分はまったくわからない。おかしい。しかし一番参考にならなそうな新井素子さんの回はとても参考になる。歩くのは大事。
— 飛浩隆 (@Anna_Kaski) 2017年4月23日