角川文庫『火の鳥 6 望郷編』新装版に、新井素子さんのエッセイ「永遠の孤独」が再録

只今角川文庫で故手塚治虫の名作『火の鳥』の新装版が刊行中です。これは1992年に角川文庫から刊行されたものの再刊で、旧版の内容に加え、新たに巻末に「サロン dé チロル」コーナー(描き下ろしトリビュート・マンガ/虫ヴォイス/扉絵ギャラリー/解題)が追加されています。また、全13巻の旧版にはなかった幻の14巻『別巻』も刊行予定とのこと。
今月は『火の鳥 5 復活・羽衣編』と『火の鳥 6 望郷編』の2冊が発売されました。6巻『望郷編』には旧版と同じく新井素子さんが「火の鳥」について語ったエッセイ「永遠の孤独」(初出は『野性時代』1989年5月号)が収録されています。
(ちなみに巻末のトリビュート・マンガを描いているのは、5巻は山下和美氏、6巻は諸星大二郎氏です)

火の鳥6 望郷編 (角川文庫)

火の鳥6 望郷編 (角川文庫)