8月28日発売の『文藝別冊 氷室冴子』に新井素子さんのインタビュー「コバルトの時代」が掲載

氷室冴子氏の没後10年を記念した特集本『文藝別冊 氷室冴子』(河出書房新社/KAWADE夢ムック)が発売されました。表紙には「私たちが愛した永遠の青春小説作家」とあります。
様々な方が氷室冴子氏のことを語っておられます。表紙に名前が載っているのは次の方々。
インタビュー:新井素子近藤勝也藤田和子山内直実
エッセイ:榎木洋子荻原規子菊地秀行久美沙織須賀しのぶ高殿円ひかわ玲子/柚木麻子/夢枕獏
マンガ・イラスト:飯田晴子
対談:俵万智群ようこ
発売以来ネットでも大変な評判ですね。個人的な話として僕は氷室冴子読者ではなかったのですが*1、同時代を生きた偉大な作家の行跡が様々な方のお話により蘇ってくるのが面白く、楽しんで読んでおります(まだ途中なんですけれども)。
収録されている新井素子さんのインタビュー「コバルトの時代」は、氷室ファンにとっても新井ファンにとっても興味深い内容だと思います。新井ファンとしては、他にもちょいちょい新井素子さんの名前が出てくるのがうれしくもあります。

*1:なんて素敵にジャパネスク』は何年か前に全巻読みました。面白かった。最近『少女小説家は死なない!』を読んで腹を抱えて大笑いしました。