短編集『イン・ザ・ヘブン』の文庫版が新潮文庫より本日発売

新井素子さんの久々の短編集『イン・ザ・ヘブン』が文庫化され、新潮文庫より本日発売されました。短編10本とエッセイ1本が収録されています。
そして、単行本版あとがきに加えて文庫版あとがきまで収録されるというサービスぶり。新井素子さんは文庫化に際して新しいあとがきを書くのが恒例となっていますが、新潮文庫さんでは『おしまいの日』、『もいちどあなたにあいたいな』、『イン・ザ・ヘブン』と単行本のあとがきも一緒に収録してくださるんですね。その配慮がファンとしては無上にうれしいです。
表紙イラストは単行本版と同じコマツシンヤさん。平台に並べられた文庫本の中でも一際目を惹く素敵な表紙です。
まだ読んでいない方はもちろん、単行本で既に読んだ方も買う価値はあると思いますよ。ぜひぜひ本屋さんで探してみてください。
単行本の刊行時に『波』に掲載されたインタビュー（2013年）のリンクも貼っておきます。

• 新潮社｜【『イン・ザ・ヘブン』刊行記念インタビュー】新井素子／三十三年ぶりの短編集……です。

イン・ザ・ヘブン (新潮文庫)

こちらは単行本版。

イン・ザ・ヘブン