約千人の作家が自作について語った録音テープを新潮社が保管していることが本日判明した、というニュースがNHKで放送されました。映ったテープのラベルには遠藤周作氏など他の作家と並び新井素子さんの名前もバッチリと映っておりまして、ニュースを見た人の間で話題となってしました。
さきほどNHKニュースで、新潮社で「作家の肉声が電話で聞けるサービス」のために収録していたテープが約1000人分見つかったと報じていた。テープのインデックスが見えたんだけど、物故された作家さんに混じって新井素子さんの名前も。後日、webで公開してくれるとのこと。楽しみだ。
— 安達裕章 (@adachi_hiro) 2016年3月21日
ニュース映像はこちら↓のページで見ることができます。
このテープは、新潮社が1975年〜2006年まで続けた「作家自作を語る」という作家の音声を電話で聞くサービスで使用したものだそうで、著作権者の許可を得た上で来月4月1日から順次自社のサイトで公開する予定とのこと。ラベルを見ると新井素子さんは『おしまいの日』(1992年刊)について語っているようです。このテープの存在自体を今まで知りませんでしたので、それは是非とも聴いてみたいと思います。