『塵もつもれば星となる 追憶の柴野拓美』に新井素子さんの追悼文が収録されています

『塵もつもれば星となる 追憶の柴野拓美』は「柴野拓美さんを偲ぶ会」実行委員会が編纂した冊子です。SF同人誌『宇宙塵』を主催し、また小隅黎ペンネームで著作活動をなさった柴野拓美氏は、今年2010年1月16日に逝去されました。SF界にあまりにも偉大な功績を残した故人を偲び、多くの関係者からの追悼メッセージや、年譜、著作リストを収録して作成されました。新井素子さんも追悼メッセージを寄せています。
この冊子をお読みになりたい方は、申し込み方法が書いてあるこちらのサイトをご覧下さい。→【柴野拓美さんを偲ぶ会|お知らせ
ちなみに柴野氏は生前、新井素子さんについてこんなコメントを残されていたそうです。伊吹秀明氏のtwitterより。

他に新井素子さんの名前が出て来る箇所

著作リスト中、2ヶ所で新井素子さんの名前出てきます。
1)「週刊サンケイ」に連載された「現代SF事情」の項、P.95。

1981年4月2日号 山尾悠子『仮面物語』、鈴木いづみ『女と女の世の中』、ほか新井素子栗本薫にも言及

2)同人誌として発行された『シンポジウム「活字SFを見直そう」レポート』の項、P.110

★『シンポジウム「活字SFを見直そう」レポート』(関東大学SF研究会連絡会議)
単発[1980年11月]「シンポジウム「活字SFを見直そう」」【座談会】柴野拓美名義[ほかの出席者は新井素子風見潤川又千秋かんべむさし中島梓深見弾、堀晃、森下一仁安田均矢野徹山田正紀山野浩一夢枕獏、菅原善雄、谷口尚規、今岡清曽根忠穂佐藤守彦、新藤克己、高橋良平、司会に勝又実、沢徹朗、城戸欣也。第十九回日本SF大会での企画の再録]

1980年のSF大会というと東京で開催されたTOKON 7ですね。
上記のどちらも未見、捜索中です。