1月22日(金)に、新井素子さんが編纂した『ショートショートドロップス』が角川文庫より刊行されました。女性作家のショートショート15編を収録したアンソロジーです。
執筆陣が超豪華です。
矢崎存美/宮部みゆき/高野史緒/図子慧/萩尾望都/堀真潮/皆川博子/三浦しをん/村田沙耶香/辻村深月/新津きよみ/松崎有理/上田早夕里/恩田陸/新井素子(収録順)
珠玉の作品たちが読者を待っていますよ。
www.kadokawa.co.jp
元本は2019年にキノブックスから刊行された単行本で、文庫化にあたり加筆修正が施されているとのことです。
収録作家さんのツイート
書影が出ました。かわいいし、新井さんらしさもあって、ステキな表紙です!
— 高野史緒@二つと十億のアラベスク (@fumio_takano) 2020年12月19日
ショートショートドロップス (角川文庫) 新井 素子 https://t.co/gqM5f8P9gn @amazonJPより pic.twitter.com/QYbecUGrfs
ショートショートドロップス文庫版が出ます。
— 堀真潮 (@hori_mashio) 2021年1月6日
私の作品「トレインゲーム」が収録されています。
宣伝抜きでもオススメです!https://t.co/WuumgRTFUI
見本が届いた。今日はいい日だ。
— 高野史緒@二つと十億のアラベスク (@fumio_takano) 2021年1月9日
ショートショートドロップス (角川文庫) 新井 素子 https://t.co/zBaZ0ATqjM @amazonJPより pic.twitter.com/4tu0hU1g7M
1/22発売予定の『ショートショート ドロップス』(角川文庫)の見本が届きましたー!
— 矢崎存美@最新刊『名探偵ぶたぶた』 (@yazakiarimi) 2021年1月9日
ぶたぶたの最初のショートショート「初恋」が入ってます。 pic.twitter.com/FcpiCwZQGe
新井素子さん編集の『ショートショートドロップス』の見本が届きました。わたしは、SF短編「ダウンサイジング」で参加してます。
— 図子慧 (@zusshy) 2021年1月9日
どこからでも色んな味わいの短編集です🍊#ショートショートドロップス pic.twitter.com/FnI7q9tqvH
『ショートショートドロップス』が文庫になりました。作品もですが、新井素子先生の「まえがき」と「あとがき」が最高です。#ショートショートドロップス#ショートショート pic.twitter.com/9ZMbJZBzSI
— 堀真潮 (@hori_mashio) 2021年1月13日
伝え聞いた話なのですが、ショートショートドロップスの時、新井素子先生が私の作品を読んで「女性でここまで振り切れる人は珍しい」とおっしゃっていたそうです。
— 堀真潮 (@hori_mashio) 2021年1月13日
世間体を気にして媚びそうになった時は、この言葉を思い出すようにしています。
KADOKAWAさんより見本到着。
— 松崎有理(作家)公式 (@yurimatsuzaki_n) 2021年1月13日
あの新井素子先生が三年かけて編んだゴージャスなアンソロジー『ショートショート ドロップス』が文庫化しました。
なんと660円+税で読めますよ。
拙作「超耐水性日焼け止め開発の顛末」も収録していただきました。
1/22発売。https://t.co/IAg29AevtZ pic.twitter.com/hwFEvJODPw
36.1。『ショートショートドロップス』が文庫になります。見本が届きました。角川文庫から来週発売。新井素子さんが「幽霊話の王道」として異形コレクションから「タクシーの中で」を選んでくれました。 他も面白い話ばかりです。お楽しみに(^-^) pic.twitter.com/f80uZ4dpQx
— 新津きよみ (@niikiyo5) 2021年1月12日
新井素子さんはわたしより少し年下ですが、作家としては大先輩です✨ 新井さんも宮部さんも、印象がまったく変わらない、歳をとらない不思議な方々です(^-^)
— 新津きよみ (@niikiyo5) 2021年1月13日
編著者新井素子さん『ショートショートドロップス』、文庫版の装画を描かせていただきました。色とりどりのお話の粒が降ってきて、気持ちよく埋もれてゆくイメージです。 pic.twitter.com/yhkIhRDf7X
— 三好愛 (@344ai) 2021年1月13日
あー、もうあさって発売なんですね!>『ショートショート ドロップス』
— 矢崎存美@最新刊『名探偵ぶたぶた』 (@yazakiarimi) 2021年1月20日
どの作品も面白いので、ぜひ! https://t.co/L390hfLSYK
【本日発売】
— 松崎有理(作家)公式 (@yurimatsuzaki_n) 2021年1月21日
「女性作家の短い作品を」というコンセプトで、あの新井素子先生が三年かけて編んだアンソロジー『ショートショート ドロップス』がついに文庫化。
拙作も収録されています。
ほかの執筆者さんたちの顔ぶれがとにかく豪華。まずはもくじをご確認ください。https://t.co/IAg29zWUCr
35.7。『ショートショートドロップス』(角川文庫)の発売日です。15のショートショートをお楽しみください。あさイチにピアニストの清塚信也さん。映画「さよならドビュッシー」を思い出しました🎵🎶🎵
— 新津きよみ (@niikiyo5) 2021年1月21日
女性作家アンソロジー『ショートショートドロップス』(角川文庫)が文庫化されました。本日発売です。https://t.co/eHHd2dUALc
— OFFICE_222@上田早夕里事務所 (@OfficeTripleTwo) 2021年1月22日
『ショートショート ドロップス』(角川文庫)、本日1/22発売です。まさに珠玉のショートショート集! ぶたぶたシリーズの原点「初恋」も載っています。https://t.co/NnNWxMIVc8 pic.twitter.com/EtNAizLmWf
— 矢崎存美@最新刊『名探偵ぶたぶた』 (@yazakiarimi) 2021年1月22日
新井素子さんが編者となりショートショートを集めたアンソロジー、『ショートショートドロップス』が文庫になって発売中です。
— 村田沙耶香 (@sayakamurata) 2021年1月22日
私の作品「余命」(『殺人出産』という本の中の作品です)も収録されています。
とても光栄でうれしいです。ありがとうございます。 https://t.co/eQuCQ5Q3lf
発売になりました。新井素子さんらしいチョイスのショートショート集です。もちろん新井さんご本人の作品も。どの物語も魅力的です。
— 高野史緒@二つと十億のアラベスク (@fumio_takano) 2021年1月23日
ショートショートドロップス (角川文庫) 新井 素子 https://t.co/GijyQs3H6Q @amazonJPより
角川文庫編集部のツイート
とっってもかわいい文庫ができたのでみなさん見てください…!!
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月12日
1/22発売、『ショートショートドロップス』見本です🐰
新井素子さんが厳選した15のショートショート作品集。ほんとに、おもしろいお話しかありません。
目次もぱしゃり。豪華著者陣!👀
ぜひいまから予約をお願いします🐷💕(担) pic.twitter.com/lLOslhUBcY
このうっとりするほど可愛らしいイラストは三好愛さんに描いていただきました✨
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月12日
1/22発売『ショートショートドロップス』の収録作をご紹介します!豪華執筆陣による15作、お見逃しなく~✨(担)
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月19日
(収録順・敬称略)#矢崎存美 #宮部みゆき #高野史緒 #図子慧 #萩尾望都 #堀真潮 #皆川博子 #三浦しをん #村田沙耶香 #辻村深月 #新津きよみ #松崎有理 #上田早夕里 #恩田陸 #新井素子 pic.twitter.com/rfqFWWBsiq
🐷矢崎存美「初恋」🐷
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月19日
「ぶたぶた」シリーズはご存じの方も多いでしょうか。
ある朝やってきたベビーシッターがぶたの○○○○○だった!!という驚きの設定ですが、とびきりキュートでコミカル。
担当編集の私は、この「初恋」をきっかけにすっかり「ぶたぶた」ファンに😍わくわくするお話です。
🐰宮部みゆき「チヨ子」🐰
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月19日
こちらもちょっと不思議なお話。アルバイトで古びた着ぐるみを着ると、道行く人が皆、○○○○に見えてきます。
きっと子供の頃を思い返して、あったかい気持ちになるはず。そして小さな勇気がもらえるお話です✊
宮部みゆきさんの作品にはいつも、勇気をもらってきました。
🎹高野史緖「舟歌」🎹
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月19日
「音楽AI」のお話です。そう聞いて、皆さんはどんなAIを思い浮かべるでしょうか。
・・・・・・きっとその予想は、裏切られることでしょう!
冒頭の軽妙なやりとりから、一気に音楽の流れの中に引き込まれる快感もまた、良いのです。。濃密な7ページ、じっくりご堪能ください☺️
💿図子慧「ダウンサイジング」💿
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月20日
こちらも「AI」がテーマのSF作品ですが、すごく現実的で切実な問題とリンクしているんです。誰もがいつか向き合う「老い」、特に脳の老いのことです。
将来、ほんとうにこんな風になったり・・・するかもしれません。そしてそこには一筋の希望があるのかもしれません。
🚀萩尾望都「子供の時間」🚀
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月20日
この本の目次をみて、驚かれた方も多いでしょうか。#萩尾望都 さんの【小説】がここで読めるのです📚
とっても切なくはかなく、と同時に美しいお話に感激した担当でした。
箱の中で育った少女とコンピューターの、対話と愛のお話です。愛がぎゅっと詰まっています。
🚋堀真潮「トレインゲーム」🚋
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月20日
これは、楽しいお話!!
電車で立っていて、「向かいに座る人、いつ降りるかな」って考えることありますよね? それに関連した(?)、とあるゲームのルール説明から始まるのですが、これが愉快。やってみたいなぁ♣️
ラストまで貫かれる「おとぼけ」具合も最高です🙌
💎皆川博子「断章」💎
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月21日
とても不思議なお話です。私ってどんな成分でできていて、なかには何を飼っているのかしら。水を飼う素質って・・・・・・? 遠いところから自分を見ているような気分になりました。子供の頃読んだ童話を連想したり、美しい描写を味わったり。いろんな味わいがあると思います🥰
🌟三浦しをん「冬の一等星」🌟
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月21日
子供の頃の大切な記憶のお話です。一言で言ってしまえば「誘拐」で、状況としてはかなり危険、なはずなのですが、とても優しくて力強くて、宝物のように感じられます。こんな風に「信じる力」を持っていられれば大丈夫。そう思わせてくれるお話です。
👼村田沙耶香「余命」👼
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月21日
「お客様、そろそろ死ぬご予定がおありなんですか?」
皆が「死」を「予定」できるようになった未来のお話です。これがすっごくシビれるんですよ・・・・・・。そうなったらなったで大変だなぁ、なんて。
「私だったらこうする」トークも盛り上がりそうです。
🌸辻村深月「さくら日和」🌸
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月22日
小学生の女の子の、恋のお話。小さい女の子のお話ってなんだかそれだけで切ないような気持ちになりませんか。
胸がきゅっと苦しくなるような感覚を思い出しました。いつのまにか忘れてしまっていた感覚を思い出させてくれる小説って素敵ですよね☺️子供に戻って読みました。
🚕新津きよみ「タクシーの中で」🚕
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月22日
このお話に関してはあまり事前情報をお渡ししたくないのです。なにか言うとするならば「これでもか!」という感じでしょうか。(なんのことやら?)あとは、ちょっと怖い話です👻
15作の中でいちばん長いお話ですが26ページ。勢いがあるのでさらに短く感じます!
☀️松崎有理「超耐水性日焼け止め開発の顛末」☀️
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月23日
理系女子と〇〇〇の対決!
主人公ヨーコは化粧品メーカーの開発部の研究員なんです。はい、もうかっこいい!憧れのお仕事です。
オチもバシッと決まっていて爽快。あぁ、これぞショートショート!というお話です💡
🔮上田早夕里「石繭」🔮
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月23日
美味しい石を食べるお話です。…というのも嘘ではないんですが、「記憶」と「物語」の持つ力のお話、とご紹介したいです。小説にかかわる仕事をする身としてはしゃきっとする気持ちに。物語はまちがいなく、欠かせない栄養源。この気持ちを読者の方と共有できたら嬉しいです。
🍊恩田陸「冷凍みかん」🍊
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月24日
給食で出てくるとちょっと嬉しかったあのしゃりしゃりの冷凍みかんが、まさか〇〇〇〇とは…!
この発想は驚異的だし、笑いました。おじさんたちの悲壮感がまたコミカルに見えて。
余談ですが最後、いいところにページの切れ目が来たなと思いました(これは偶然)。
🌳新井素子「のっく」🌳
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月24日
軽く、澄んで、気持ちがいい音が聞こえてきます。「こんこん」。
こんこん、もそうだけど、「ノック」という言葉の響きも素敵だなぁと読んでいて思いました。
迷えるとき、それでも一歩踏み出そうとするときに、思い出すであろうお話です。
ここまで担当編集が拙い紹介を続けてきましたが、本作の「あとがき」には新井素子さんによる作品紹介があります💕
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) 2021年1月24日
でもあとがきは、「まえがき」にもあるように、本文より先には読んで欲しくないのです。まずは「すらっと」読んでみてください💡
お気に入りのお話が見つかることを祈っています😊