『ダ・ヴィンチ』11月号本日発売、連載対談「新井素子と藤田直哉のSUPPLEMENT FICTION」第2回掲載

本日発売された『ダ・ヴィンチ』11月号に連載対談「新井素子藤田直哉のSUPPLEMENT FICTION あなたの人生に役立つSF」の第2回が掲載されています。今回のテーマは「ジェンダーSF」。漫画『大奥』の好きな人が楽しめそうなSFということで、男と女の社会的性差が逆転する、というアイデアが物語に織り込まれている『ヴィーナス・シティ』(柾悟郎)と『ジェンダー城の虜』(松尾由美)が紹介されています。
残念ながらどちらも絶版で新刊書店では手に入りませんが、古書店や古本を扱うネット書店ではまだ購入可能だと思われます。興味のある方はお読みになってみてはいかがでしょうか。詳しくは是非『ダ・ヴィンチ』の連載ページをご覧下さい。

ダ・ヴィンチ 2010年 11月号 [雑誌]

ダ・ヴィンチ 2010年 11月号 [雑誌]

ヴィーナス・シティ (ハヤカワ文庫JA)

ヴィーナス・シティ (ハヤカワ文庫JA)

ジェンダー城の虜 (ハヤカワ文庫JA)

ジェンダー城の虜 (ハヤカワ文庫JA)

ちなみに、よしながふみの『大奥』。二宮和也柴咲コウ主演で映画化され絶賛公開中ですが、とても面白い漫画です。現在6巻まで刊行されております。
「え、あれってSFなの?」と思った方は連載の本文をお読み下さい。ちゃんと解説されていますよ。
大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))

10月7日追記

柾悟郎氏と松尾由美氏はご夫婦だそうです。だから一緒に取り上げたんでしょうね。いや、気づきませんでした。