11月17日発売の『完全読本 さよなら小松左京』(徳間書店)に萩尾望都×新井素子×小谷真理の鼎談が掲載

「WEB本の雑誌」内「NEWS本の雑誌」で大森望氏が紹介していたのですが、小松左京追悼本として11月17日発売予定の『完全読本 さよなら小松左京』(徳間書店)に、萩尾望都×新井素子×小谷真理の鼎談「女性が読み解く小松左京」が掲載されるそうです。

新原稿としては、吾妻ひでお「ゴルディアスにも結べない」と、とり・みき小松左京の"もっとキャラクターして!"」の追悼マンガ2本、笠井潔巽孝之鏡明の小松論、野尻抱介、上田早夕里、北野勇作横田順彌倉阪鬼一郎堺三保によるテーマ別小松作品解題、石川喬司最相葉月高千穂遙伊藤典夫石毛直道由美かおる松本零士的川泰宣へのインタビュー、堀晃×かんべむさし対談「関西の小松左京小松左京の関西」、それに鼎談が4本(山田正紀×瀬名秀明×小川一水小松左京の志を継ぐのは誰か」、萩尾望都×新井素子×小谷真理「女性が読み解く小松左京出渕裕×樋口真詞×庵野秀明「SF映像クリエイター オモロ大放談」、とり・みき×鹿野司×米田裕の「小松左京に振り回されて」)----などなど盛りだくさんの内容だ。

WEB本の雑誌|小松左京追悼本ラッシュ - 大森望

どのようなことをお三方が語り合ったのか、非常に楽しみです。こちらも要チェックですね。

完全読本 さよなら小松左京

完全読本 さよなら小松左京

なお、amazonでは発売日が11月16日と表示されています。まあだいたいこの辺りの発売、ということでしょう。

11月20日追記

11月16日に発売された処が多かったようです。鼎談ではお三方が小松左京作品について女性の立場からの意見も交えて忌憚無く話し合っておられます。萩尾作品と小松作品の意外な関わりなど、興味深い話が出て来ます。
新井素子さんは小学生の時に父親が旅行に持参していた「物体O」を読んだのが小松作品との初遭遇だったそうです。