現在発売中の『本の雑誌』11月号で、巻頭の「本棚が見たい!」のコーナーに、新井素子さん家の書庫の写真が4ページにわたり掲載されました。『銀婚式物語』の家を建てる件で登場した、あの書庫です。改めて写真で見ると、その威容に圧倒されます。
この書庫には新井素子さんと旦那さんの蔵書、それに実家から引き取った、亡きお父様の蔵書が、三万冊以上(!)所蔵されているそうです。エッセイなどによれば、講談社にお勤めだったお父様はSFとミステリのマニアで、各出版社から刊行された叢書や文庫もほぼ収集しておられたとか。
この写真、新井素子ファンのみならず一見の価値ありです。ぜひぜひご覧ください。(あ、新井素子さんがぬいさんと一緒に写った写真もあります。)
- 作者: 本の雑誌編集部
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 新井素子
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「新刊めったくたガイド」では、9月の書泉ブックタワーでのイベントで新井素子さんと対談した大森望氏が、『星へ行く船』&『通りすがりのレイディ』の新装・完全版を「往年のファンもコバルト版も知らない人もぜひ」とおすすめしています。(P.47)
読者アンケート「このデビュー作が好きだ!」では、有川浩さんの『塩の街』を挙げた方が、その素晴らしさを力説しつつ、『ひとめあなたに…』を思い出したのは私だけでしょうか、とひとりごちます。(P.38)*1