『早稲田文学 2016年春号』に「親指シフトをめぐる、新井素子インタヴュー」が掲載

2月8日に発売された『早稲田文学 2016年春号』(早稲田文学会/筑摩書房)に新井素子さんのインタビューが掲載されました。
「本のまわりをたずねて」という連載の第五回”「喋るように打つ」キーボード”では、親指シフト方式のキー入力を優れた日本語入力方式として紹介しており、その現役ユーザーである新井素子さんが親指シフトとの関わりを語ったインタビューが掲載されています。「なつかしがるな、現役だ!」という見出しは親指シフトの現状を指した新井素子さんの言葉であります。ワープロを使い始めたきっかけや執筆中の思い出など興味深い話が読めます。
Windows10の環境では親指シフトが使えなくなる=原稿が書けなくなるとのことで、Windows10へのアップグレードが「推奨される更新」になってしまった現在、作品執筆の行方が気にかかる新井素子ファンとしては親指シフトの行く末に幸多かれと祈らずにはいられません。

早稲田文学 2016年春号 (単行本)

早稲田文学 2016年春号 (単行本)