「ぬいぐるみ殺人事件」は、1983年から1986年にかけて同人誌『漫画の手帖』に連載されたリレー漫画です。が、第一話は新井素子さんの小説です(イラストはふくやまけいこ氏)。その後は、
- 「第2回」とり・みき
- 「第3回」吾妻ひでお
- 「第4回」伊東愛子
- 「第5回」中山星香
- 「第6回」高橋葉介
- 「第7回」かがみあきら
- 「第8回」早坂未紀
- 「第9回」いづぶちゆたか
- 「第10回」水縞とおる
- 「第11回」ゆうきまさみ
- 「第12回」魔夜峰央
- 「第13回」沢田翔
- 「第14回」粉味
- 「第15回」豊島U作
- 「第16回」[文]火浦功、[画]愛田真夕美
- 「最終回」しりあがり寿
- 「番外編」KUMAKO
とバトンが渡されて行きました。1986年にはそれを一冊にまとめた『漫画の手帖臨時増刊号 ぬいぐるみ殺人事件』が発行されましたが、長らく知る人ぞ知るという存在でした。
それが、今世紀になって復刊ドットコムで行われていた復刊リクエスト投票が700票を越えるなど関心が高まり、復刊なんて出来るのだろうかという外野の心配を他所についに復刊決定、この度新装版が刊行の運びとなりました。
- 作者: 新井素子吾妻ひでお他
- 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
- 発売日: 2014/08/21
- メディア: コミック
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ちなみに、復刊ドットコムで購入すると、限定特典の小冊子が付きます。KUMAKO氏による「番外編 その後のお話・・・」と座談会「野球小僧、プロ野球を語る。」(とり・みき/しりあがり寿/たきたかんせい/高木義之/及川卓也/塚本孝之/佐野邦彦)が収録されています。
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