『ダ・ヴィンチ』4月号に連載対談「新井素子と藤田直哉のSUPPLEMENT FICTION」の第7回が掲載されました

連載対談「新井素子藤田直哉のSUPPLEMENT FICTION」第7回が掲載された『ダ・ヴィンチ』4月号が3月6日に発売されました。
今回のテーマは「セクシャリティSF」。現代における人間の性に対する意識の変化、更には身体性の変容について、お二人が語っておられます。twitterの話もちらっと出てきます。新井素子さんはやっておられないので、使用者がtwitter上の「実況」で盛り上がる様子があまりピンと来ないようですが。
紹介された作品は、一つ目が『スワロウテイル人工少女販売処』(籐真千歳/ハヤカワ文庫JA)、二つ目が「接続された女」(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/『20世紀SF(4)1970年代 接続された女』・河出文庫に収録)です。
接続された女」は『20世紀SF』という年代別アンソロジーに収録されていることからも判るように、SF史に残る傑作です。僕はハヤカワ文庫の短編集『愛はさだめ、さだめは死』で読みましたが、1970年代にどのようなSFが発表されていたのか触れてみたい人には『20世紀SF』の方がおすすめかも知れません。(とか適当なことを書いていますが未読です。これから読みます。)
スワロウテイル人工少女販売処』は『SFが読みたい!2011年版』の「ベストSF2010」で12位に選ばれていますね。未読なので読むのが楽しみです。

ダ・ヴィンチ 2011年 04月号 [雑誌]

ダ・ヴィンチ 2011年 04月号 [雑誌]

スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)

スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)

20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女 (河出文庫)

20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女 (河出文庫)