『キャット・シッターの君に。』(喜多嶋隆/角川文庫)の巻末解説を新井素子さんが執筆

8月25日に発売された角川文庫の今月の新刊、『キャット・シッターの君に。』(喜多嶋隆)の巻末解説を新井素子さんが執筆しています。
小説の内容は次の通り(裏表紙の内容紹介より)。

中川芹、湘南育ちの33歳。5年前からマリーナでバイトするかたわら、キャット・シッターで生計を立てている。依頼主の留守中に猫の世話をするという仕事がら、依頼主の人生模様をかいま見ては、一喜一憂する日々。苦い過去を持つ芹は、恋愛には臆病だったが、新しい依頼人であるカメラマン・一郎と出会い、お互いの心の傷を知るに連れ次第に心を開きはじめる……。猫によって癒され、結びついていく人々の姿を描く珠玉の物語。

解説では、何故猫を愛するように人間を愛することは出来ないのか?……でも……と長年猫と連れ添ってきた新井素子さんならではの考察に裏打ちされた言葉に癒されます。

キャット・シッターの君に。 (角川文庫)

キャット・シッターの君に。 (角川文庫)