7月20日に発売された音楽専門誌『ストレンジ・デイズ』9月号に新井素子さんのコメントが掲載されています。難波弘之氏のファースト・ソロアルバム『Sense Of Wonder』と、彼のバンド「センス・オブ・ワンダー」が手掛けたイメージアルバム『グリーン・レクイエム』の復刻盤CD発売を記念して、難波氏と織田哲郎氏の対談が掲載されておりまして、原作者として新井素子さんのコメントも登場した次第。
ただ、読んでみますとその内容は、『グリーン・レクイエム』イメージアルバムの新ライナーノーツに掲載された難波弘之・新井素子対談の新井素子さんの発言とほぼ同じでした。どうやらそれを再編集しただけで、新たに取材したものではないようです。
『グリーン・レクイエム』アルバム評も載っておりますので、興味のある方はお読み下さい。
- 出版社/メーカー: 有限会社 ストレンジデイズ
- 発売日: 2010/07/20
- メディア: 雑誌
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なお、難波氏の対談は、『Sence Of Wonder』の新ライナーノーツ掲載の対談を元にいくつか発言が追加された増補版ですので、既にアルバムを購入した方でも読む価値はあるかと思います。
- アーティスト: 難波弘之,YAYA’S,織田哲郎
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2010/07/21
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このアルバムの収録曲は下記の通り。(※11〜14はCD版のみのボーナストラック)
- アルジャーノンに花束を
- 都市と星
- ソラリスの陽のもとに
- リング・ワールド
- 火星人ゴーホーム
- 夏への扉
- 地球の緑の丘
- 鋼鉄都市
- 虎よ!虎よ!
- いちご色の窓
- 地球の長い午後
- 火星人 Go Home/YAYA'S
- 火星人ゴーホーム〜リング・ワールド(1982 Live)
- 虎よ!虎よ!(1994 Live)
お判りの通り、タイトルはいずれも名作SFから取られたものです。難波氏が「この小説は僕のなかではこういうふうに音が鳴っていると提示したかったんですね。」と語るように、SFへの思い入れに満ち溢れたアルバムです。なかなか楽しいです。